SOPH.のダウンジャケット(うんちく編)
November 16, 2009
近頃やっと関東方面は本格的に寒くなってきました。
そろそろダウンの季節。
SOPH.の秋冬のアウターの中で代表的なアイテムは?と聞かれれば、迷わず "ダウン" と答えます。
その理由を少しここで説明してみます。
98年設立のSOPH.ですが、本当に初期からリリースしており、毎シーズン欠かさず定番的に造り続けているダウンがこの<MOUNTAIN DOWN PARKA>
毎シーズン、そのシーズンテーマやラインナップなどで素材や色目は変わっていますが、どの素材でも色目でも毎年不動の人気を誇るSOPH.にとってはダウンの代表的なデザイン&自信作。
アイテム名からわかるかと思いますが、アウトドアのマウンテンパーカが基。
それに、本格的なアウトドア仕様の良いディテールは残しつつ、都会生活で必要なディテール(左袖のファスナーポケットなど)をさりげなくアレンジし、SOPH.のオリジナルの素材に着せ替える。
是非一度着てみて欲しいですが、軽くて暖かくて、アウトドアっぽいデザインなのに、なぜか洗練されている。。。。
この写真を見ただけでもかなり良い面(ツラ)してますが、実際着るともっと良いです。
そして今シーズンは同じ素材で、ミリタリーアプローチのダウン<FLIGHT FUR DOWN BLOUSON>もお勧め。
N3Bモチーフのデザインに、コヨーテのリアルファーが付いたフードがとてもゴージャス。
ドランチノという、ウォータープルーフ素材(耐久撥水性、撥油性、防汚性)の表地に、フロントのダブルジップはもちろん、内部のパウダースカート(雪の侵入を防ぐ)など、機能的こだわりディテールにも抜かりはありません。
実物を一目見てもらえればわかりますが、その辺の軍ものとはダンチ(段違い)な素材感と着心地です。
着心地......の部分ですが、ダウンが軽いのは当たり前な話し。
でもSOPH.ダウンは中身が格段に違います。
品質表示に "DOWN 95% FEATHER 5%" とありますが。。。
本当だからです。
というと、よそ様のダウンが嘘みたいですが、ダウンにも中身の品質は様々。
ダウン自体の素材にもグースやダックなど種類がありますし、羽毛のかさ高さを計る基準があるのをご存知でしょうか?
フィルパワー(FP)と呼ばれる数値がそれで、一般的にFP 500以下は低ダウン製品、FP 600〜700が良質ダウン、FP 700以上が高品質ダウンだそう。
そしてこのSOPH.のダウン類は800フィルパワーのダウンを採用しているのです。
最上級!と自信をもって言えるのは、そういう素材を使っているからこそ。
もちろん、さまざまなデザインにあわせてそれに合う素材をセレクトし、上質なダウンを損なわないように丁寧な縫製で仕上げる。
毎シーズン経験を重ね、いろんなダウンをリリースしてきたSOPH.だからこそ、自信を持ってお届けできる品物です。
こちらF.C.R.B.のダウン<REVERSIBLE DOWN JACKET>も700フィルパワー。
リバーシブル仕様ですが、両面でかなり表情が違います。
ナイロンの表側はF.C.R.B.のド定番、とてもスポーティーなデザイン。(フィールド面)
そして今回裏側(サポーター面)がアウトドアテーマに沿ったネルのシャツ地を使ったブロックチェック柄。
両袖に同色のワッペンも施されていて、カジュアルな着こなしに最適です。
リバーシブルでもこんなに表情が違えば、"2着分"ってのもあながち大袈裟じゃないかも。
新しいダウンがそろそろ欲しいなーと思ってらっしゃる方。
一度SOPH.のダウンを試してみてください。
永く愛用できる一着が見つかるかもしれません。
staff